水曜日、バイオジェン(Biogen)社(NASDAQ:BIIB)は、第3四半期の1株当たり調整利益が4.08ドルになり、前年同期比6%減少した。これは、3.79ドルのコンセンサスを上回るものだ。
同社の売上高は、為替レートが一定のままだとして、前年同期比3%減の2.47十億ドルと報告され、またコンセンサスを2.43十億ドル上回った。
多発性硬化症(MS)の収益は10.5億ドルで9%減少した(為替レートが一定のままで9%減)。多発性硬化症治療薬「タイサブリ」の売上は、4.563億ドルから4.061億ドルに減少した。
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Rare disease revenueは年間10%増の4.95億ドルとなった。
Spinrazaの売上は1年前の4.482十億ドルから3.814十億ドルに減少した。
Reataによる買収を通じて取得された製品Skyclarysの収益は、四半期中に1.023億ドルに達した。
アルツハイマー病の分野において、バイオジェンは第3四半期のLeqembiの世界市場での売上を約6700万ドル、うち米国市場での売上を約3900万ドルとすると述べた。欧州連合(EU)のCHMP(欧州医薬品審査委員会)による再審査は、今年中に完了することが予想されている。
産後うつ病治療薬Zurzuvaeの第3四半期の売上は2,200万ドルに達した。
今後の見通し:バイオジェンは2024年の1株当たり調整利益の見通しを、先行指標が15.75~16.25ドル、コンセンサスが16.19ドルのところから16.10~16.60ドルに引き上げた(従来の見通し)。
バイオジェンは、2024年度の売上高については低1ケタの割合で減少すると引き続き見込んでおり、新製品の売り上げ増加によって2023年度とほぼ同水準の主力製薬事業の売上を確保するとともに、多発性硬化症製品の売上高のさらなる減少が予想されている。
2023年に比べて2024年では、バイオジェンは営業利益が20%台前半、営業利益率が中1ケタの割合で改善すると見込んでいる。
株価の動き:水曜日の最終確認時点でBIIB株は180.95ドルで1.37%下落している。
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