マリオット・インターナショナル(NASDAQ:MAR)は、先週発表した四半期決算を受けて株価が反落した。
同社は今四半期、1株あたり調整後利益が2.26ドルを記録、ウォールストリートアナリストの予想(2.31ドル)を下回った。6.26十億ドルの四半期売上高も、アナリストの6.27十億ドルという予想を僅かに下回った。
米国およびカナダの平均客室利用単価 (RevPAR) は2.1%増となり、国際市場のRevPARは5.4%増となった一方で、大中華圏のRevPARは7.9%減となった。
今四半期の調整後EBITDAは12.3億ドルで、前年同期の11.4億ドルから増加した。
今四半期のベース管理およびフランチャイズ料は11.2億ドルで、前年同期比7%増となった。インセンティブ管理料は2024年第2四半期に1億5900万ドルを記録、前年同期の1億4300万ドルと比べて13%増となった。
四半期末時点で、マリオットの世界的な開発パイプラインは約3,800の施設と585,000室を含んでいた。
この数字には、承認済みで契約締結前の約34,000室と、現在建設中の22万室以上を含む。
今四半期末時点で、マリオットの総負債は136億ドル、現金および同等の価値は4億ドルであった。
Anthony Capuano氏CEOは、当四半期のマリオットの強さを強調し、室数と収益の堅調な伸び、積極的な開発、世界のRevPARが3%上昇したことを指摘した。彼は、今四半期の国際RevPARが5.4%増加し、APECおよびEMEA地域の実質的な成長、安定した国内および境界を越えた需要、および強力なADRの増益が牽引したと付け加えた。
見通し:マリオットは2024年第四四半期、調整後EPSが1株あたり2.31-2.39ドル(ウォールストリートアナリスト予想2.31ドル)になり、粗利手数料収入が12.9億ドルから13.1十億ドルの間になると予想している。
マリオットは2024年の年間予想調整後EPSが1株あたり9.19-9.27ドル(前回予想9.23-9.40ドル)になると予想しており、粗利手数料収入は51.26十億ドルから51.46十億ドル(前回予想51.3十億ドルから51.8十億ドル)になると予想している。
マリオット・インターナショナルの株価は、年初来で約18%上昇した。
株価動向:月曜最終確認時点で、株価は1.37%低下し1株257.00ドルとなっている。
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