Adial Pharmaceuticals, Inc.(NASDAQ:ADIL)は、AD04の薬物動態学研究における最終的な患者が、重度の飲酒者(飲酒日あたりの飲酒回数が10回未満とされる)において、最終投与を完了したと発表しました。
AD04は、アルコール使用障害(AUD)の治療薬として開発中の、同社の主力候補遺伝子標的セロトニン3受容体アンタゴニスト治療薬です。
1か所だけのオープンラベル相対生物学的利用率および用量比例性試験は、30名の健康な成人ボランティアを登録し、0.33mgの経口投与を評価した場合のAD04の薬物動態プロファイルを、食事ありおよびなしで比較するもので、参照基準となる製品との比較となります。
両者のトップラインの結果については、2024年第4四半期中に発表される予定です。
Adialの社長兼最高経営責任者(CEO)であるキャリー・クレイボーン氏は、「AD04の薬物動態学研究において最終的な投薬が完了したことは、私たちが第3相臨床試験の開始の道筋に向かって築いてきた重要な基準となります。この試験は、治療薬の最適用量を確立し、それによってAUDを持つ患者に対するAD04の有効性と安全性を最大限に高めることを意図しています」と述べました。
同氏はさらに、「私たちの即応的な焦点は、この研究から得られた重要な薬物動態学的データの徹底的なレビューに移り…。トップラインの結果が提出され次第、すなわち今後の4四半期において予見されているものについては、米国食品医薬品局(FDA)との詳細な議論を開始し、我々が進む道筋が規制当局の期待に適合していることを保証します」と語りました。
Adial Pharmaceuticalsは7月、AD04の薬物動態学研究における2番目のコホートへの進展を発表しました。この薬物動態学研究は、2024年6月に始動しました。
株価動向:ADILは先週火曜日、1.00ドルで終了しました。
次の読書:
- バイオテクノロジー企業のAdial Pharmaceuticals、AD04をめぐる研究を発表(詳細:1)