大口投資家が、大損をしているオフィシャル・メラニア(CRYPTO: MELANIA)を売り払い始めており、前ファーストレディのメラニア・トランプ氏が立ち上げたミームコインの取引額は、その前回高値から93%下落した状態となっている。
出来事の詳細: 先週火曜日、オンチェーンデータトラッキング企業のLookonchainが、大口投資家2名による大損取引を発見した。
1人目の投資家は、1か月前に3000万ドルのUSDC(CRYPTO: USDC)で1397万MELANIAトークンを購入し、それを月曜日に1432万USDCで売却した。これにより、1578万ドルの損失が発生した。
もう1人の投資家は、3週間以上前に1千万ドル以上のUSDCで669万MELANIAを購入し、ここ2日間で627万USDCで売却した。これにより、373万ドルの損失が発生した。
これらの大口投資家による売却行為は、仮想通貨を大量に保有することで知られる「クジラ」たちの弱気の長期的な見解およびミームコインに対するベアリッシュな予測を示唆している。
価格動向: 現時点で、MELANIAの1トークンは0.9210ドルで取引されており、過去24時間で0.59%下落している。また、先月初めの13.73ドルの最高値から93%下落している(Benzinga Proのデータによれば)。
このミームコインの時価総額のフルディルーションに相当する約128億ドル相当の資産が、その頂点から削減されて以来、約12.8億ドル相当が削減されています。
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なぜ重要なのか: このミームコインは、米国の大統領就任式直前に、ドナルド・トランプ前大統領の夫人が立ち上げたもので、(同じく、 CRYPTO: TRUMP)トークンに似たものだ。
TRUMPもまた、その最高値から82%下落する急落を目の当たりにしている。
MELANIAは、オンチェーンのスルースが、トークンの作成者と、アルゼンチンのミームコインLIBRAのプロモーションを行ったとされる詐欺まみれのトークンとの間に潜在的な関連性を指摘した際、大きな論争に巻き込まれた。
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写真提供:シャッターストック