世界最大の仮想通貨取引所であるBinance(暗号通貨:BNB)の創設者で元CEOのチャンパン・ジャオ氏が、自らのペット犬をテーマとしたミームコインの創設を提案されたことを受け、同氏は「かなり面白いアイディアだ」とコメントした。
出来事:ジャオ氏は、ペットや動物をテーマにしたミームコインの創設というアイディアに対し興味を示している。
「正直、これについて初めて知ったんですが、どういうことですか? 自分の犬の名前と写真をシェアして、それで人々がミームコインを作るわけですか? どのミームコインが”公式”なのか、どうやって分かるんですか? それともそれは重要なことではないんですか?」と、ジャオ氏はフォロワーに尋ねた。
Honest newbie question. How does this work? I share my dog's name and picture, and then people create memcoins? How do you know which one is "official"? or does that even matter?
(I see many people asking for a name and a picture. 😂) https://t.co/ZcvEhzgwmM
— CZ 🔶 BNB (@cz_binance) February 12, 2025
一方で、人気の仮想通貨トレーダーであるSlumDOGE Millionaire氏は、ジャオ氏が提案するミームコインが「公式」として扱われるものになるとコメント。
他のコメントに対する返信として、ジャオ氏は「こういう仕組みがどういう流れで動くのか、かなり興味深い」と述べた。
「いつものように、大きな決断には1日くらい考えさせてもらうつもりです。この種の提案はいつも尊重してきたいと思います。それか、犬の写真を出してもいいですけど?」とジャオ氏は冗談交じりにコメント。また、彼は BNB チェーン上のミームに対して何らかの反応を示すかもしれないと述べた。
ペットをテーマにした仮想通貨はヒットを記録しており、Dogecoin(暗号通貨:DOGE)やShiba Inu(暗号通貨:SHIB)が数十億ドルの評価を生み出してきた。
投資家にとって重要なポイント:なお、名声を持つ人物が提唱する仮想通貨をテーマにしたミームコインの動きは、これまでにも増して活発化している。
Barstool Sports(アメリカのスポーツメディアおよびブログ)の創業者であるDave Portnoy氏は、自身をネタにしたミームコインのプロモーションを行っており、それらにかなりの投資を行っている。
しかし、この傾向に賛同しない有名人もいる。たとえば、ラッパーであるKanye West氏は、ファンを振り回すようなコインに反発して憤ったことがある。
昨年12月には、バイラル系インフルエンサーである「Hawk Tuah」の Haliey Welch氏が発行したミームコインが、大々的なプロモーションを行った後に売り抜けされるという出来事があり、これによって数百万ドルの損失が発生したとされる。
写真提供:Shutterstock.comのddRender氏
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