水曜日、Alzamend Neuro, Inc. (NASDAQ:ALZN) は、Tesla Dynamic Coils BV社によってヘッドコイルが完成したと発表した。
ヘッドコイルの開発は、Alzamendが5件の新しい第2相臨床試験を進める上で必要なことだった。
Alzamendは、マサチューセッツ総合病院と契約研究機関として協力し、健康な個人およびアルツハイマー病、双極性障害、大うつ病、および心的外傷後ストレス障害を持つ患者と比較して、AL001と市販のリチウム塩を使用した際に脳内のリチウム濃度はどのように異なるかを評価するための臨床試験を行う予定だ。
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設計されたヘッドコイルは、リチウムの脳内での全体像を驚くほどの解像度で撮影でき、脳構造の内部での正確な定量化を可能にする。
このコイルは、リチウム炭酸塩と比較して安全性と有効性のバランスが向上したAL001の疾患固有の目標用量を特定するのに利用される予定だ。
また、コイルは脳全体のスキャンにも使用され、リチウムが脳内でどのように機能し、移動するかを理解する上で必要な異なる構造と重要な領域を特定するのに役立つ。
既に行われている非臨床(マウス)研究においては、AL001がリチウム炭酸塩よりも低い血中濃度で脳への吸収を最適化していることが実証されている。
11月、Alzamend Neuroはアルツハイマー病遺伝子組換えマウスを用いて、AL001とリチウム炭酸塩の脳と血漿リチウム曝露の最終結果を比較する非臨床試験の最終全データセットの解析を終えた。
この試験では、14日間にわたり、リチウム炭酸塩とAL001をヒトに相当する高用量と低用量で投与し、薬物の薬物動態学的安定状態を観察した。
同社は、この結果が、低用量でアルツハイマー病、双極性障害、重度のうつ病、および心的外傷後ストレス障害などの状態に対するAL001の臨床上の利点を強調していると述べた。
株価動向:水曜日の最終チェックで、予備マーケットセッションで1.00ドルの7.41%安の株価が記録されている。
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