LKQ(NASDAQ:LKQ)は、1株当たり調整後利益が88セントとし、ウォール街の予想89セントを下回る結果となった。3.5840億ドルの四半期売上高については、3.6390億ドルというアナリストの予想を下回っている。
買収と売却の純影響を加味した部品とサービスの有機的な収益は2.8%減(1日当たり4.3%減)となり、一方で為替の影響は売上を前年比0.4%上昇させ、合計で0.6%の増加となった。
そのため、調整後のベースで部品とサービスの売上は前年比0.6%上昇した。一方、その他の収入は2.2%減となり、主に2023年同期と比較して商品価格と数量が低下したためだ。
調整後のベースでは、純利益は2.3億ドルであり、前年同期が2.31億ドルだったことを比較すると、0.3%減少した。
関連記事:Keurig Dr Pepper Q3:利益成長は鈍化、売上は予測を下回る、エナジードリンク事業GHOSTでポートフォリオを強化
9月30日時点での貸借対照表によれば、LKQの総負債は44億ドル、信用施設の定義に従った総レバレッジはEBITDAの2.4倍だった。
第3四半期には、LKQは株主に対して2億ドル以上を返却し、自己株式3百万株を約1億2500万ドルで取得し、さらに7千900万ドルの現金配当を行った。
同社はまた、株式取得プログラムに対して10億ドルの増額を承認し、10億4千500万ドルの承認総額を確保し、2026年10月25日までの株式取得のための利用可能な残高18億ドルを提供する。
さらに、同社の取締役会は、11月14日の決算日時点の株主に対し、11月27日に1株当たり30セントの四半期現金配当を宣言した。
LKQは見通しを修正し、調整後の1株当たり利益(EPS)については、3.38ドルから3.52ドルという見通しを示しており、これに対してウォール街は3.53ドルと予想している。LKQの以前のEPSの見通しは3.50ドルから3.70ドルだった。
また、LKQは2024年度通期(FY24)についても予測を発表し、部品とサービスの有機的な収益が前年比1.75%から2.75%減少すると予想しており、これは前回の予測である1.25%減少から0.25%増加に変わるものだ。
株価動向:最終確認時点の株価は37.73ドルで、前日比0.13%下落している。
次の記事: