月曜日、イーロン・マスクのロケット製造会社であるSpaceXは、今年後半、フロリダから自社の野心的なスターシップ打ち上げ輸送機を初めて打ち上げたいと考えていると発表した。
出来事同社は、NASAケネディ宇宙センターのHangarX施設の隣に新しい統合施設「Gigabay」を建設しているとSpaceXは述べている。Gigabayは81メートルまでの高さのスターシップとスーパーヘビー輸送機をサポートし、2026年末までに完成する予定だという。
同社は、スターシップの製造と打ち上げ活動が現在行われている本社であるテキサス州のスターベースにもGigabayを設置すると発表した。
SpaceXは声明の中で「私たちがフロリダのGigabayを完成させる間、私たちはテキサスのStarfactoryに似た、スターシップの生産を可能にする製造施設の設計と計画を進めている」と述べている。しかしながら、フロリダでの製造、統合、改修施設の完成までの間、製造、統合、改修施設はスターベースからフロリダへはバージで運搬されるとのことだ。同社は語った
この他にも、SpaceXはフロリダのケネディ宇宙センターにおけるスターシップの打ち上げと回収場所を設置する予定だと述べている。同社は環境調査に続いて許可を得た場合、今年後半にもフロリダからスターシップの打ち上げを行う意向だという。
なぜ重要か同社はまた、昨年までユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)が製造した退役したデルタIVロケットのために使用されていたケープカナベラル宇宙軍基地のスペースランチコンプレックス37(SLC-37)からのスターシップの打ち上げを可能にすることにも関心を示した。同社はこの施設の詳細調査を行うための許可を取得していると述べている。
スターシップ輸送機は大きな夢の一部である。NASAは、スターシップのカスタム版の助けを借りて、50年以上の歳月を経て初めて人類を月面に着陸させることを期待している一方、マスク氏はスターシップに乗せて人類を火星に連れて行くことを夢見ている。しかし、この機体は現在テストおよび開発中であり、月曜日に予定されていた8回目のフライトテストは、打ち上げ数秒前に車両の問題が特定されたためキャンセルされた。同社の発表によれば、スターシップの新しい統合施設Gigabayは81メートルの高さまでのスターシップとスーパーヘビー輸送機をサポートし、2026年末までに完成する予定。
これらの施設がフロリダとテキサスの両方で稼働するようになると、同社はスターシップの打ち上げ率を上げることができると述べている。
SpaceXのゴーン・ショットウェル社長兼COOは、11月にニューヨークで行われたバロン投資家会議で「…次の4年間で400回のスターシップの打ち上げを行ったとしても驚かないだろう」と述べた。
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写真提供:SpaceX