Target Corp (NYSE:TGT)は、11月から12月にかけてのホリデーシーズンの売り上げが2.8%増加したと発表した。
同社の比較ベースの売り上げは2%増加し、ブラックフライデーやサイバーマンデーのプロモーションでは優れた売り上げを記録した。
前年同期比3%増加したトラフィックが、店舗とオンラインの両方のチャネルに良い影響を与えたことが売り上げ増に寄与している。
特に顕著なのは、同日配達サービスやTargetの第三者マーケットプレイス「Target Plus」の大きな売上を牽引した、9%以上のデジタル売上の増加だ。
また、アパレルや玩具といった自由裁量の大きい商品カテゴリーでも大きな成長を遂げ、一方で、ビューティーや家庭用品カテゴリーでの優れた実績も維持している。
今回のホリデーシーズンについてもっと詳しく読む:
「私たちのチームは、お客様の心を捉えられる、スムーズで楽しいショッピング体験を提供することに焦点を当てた結果、引き続きトラフィックの増加と予想を上回るホリデーシーズンの実績を挙げることが出来ました」と発表したのは、Chair兼CEOのBrian Cornell氏。
Targetはまた、同社のエグゼクティブバイスプレジデント兼チーフストアオフィサーであるマーク・シンデリー氏の退職を含む、特定のリーダーシップの変更を発表した。Targetは次回のチーフストアオフィサーに、店舗運営担当シニアバイスプレジデントのエイドリアン・コスタンゾ氏を任命する。
今後については、Targetは、これまでの「比較ベースの売上が約フラット」の見通しから、同売上が約1.5%増加すると予想している。同社では、1株当たりの調整後利益は1.85ドルから2.45ドルの見通しであり、予想は2.15ドルである。
また、Targetは「1株当たりの調整後利益の見通しは、8.30ドルから8.90ドルと予想している」とし、これは、8.60ドルの予想に対してのものである。
株価アクション:最終チェック時の午前中の取引で、TGTの株は前日比1.26%安の132.84ドルで推移している。
次に読む:
英国小売業の巨人Marks&Spencer、食品と小売での強力な販売増にも関わらず経済上の課題を警告 (C)Benzinga / 2021 Shutterstock. (C)Benzinga / 2021 Shutterstock.