木曜日、トヨタ自動車 (NYSE:TM) の株価が上昇している。ことによると、同社は高い自己資本利益率を目指していると報じられている。
要点:ブルームバーグによる報告書によると、Nikkei Asiaが引用したところによると、トヨタの株はROEのターゲットを大幅に引き上げる計画を立てているという報告を受け、木曜日の朝に上昇したとのこと。
トヨタの幹部によると、同社は自己資本利益率のターゲットを20%前後に倍増させる予定であるという。しかし、その幹部は「明確なターゲット」またはその目標期限を設定していないと述べている。
「利益率をさらに増やすために、企業はバリューチェーンからの利益拡大が必要になるだろう」と、モルガン・スタンレーMUFG証券のアナリスト、垣内真司氏は新たな報告書で伝えた。
「資本効率向上の一環として、トヨタは自己株式を売却することで、株主還元をさらに向上させる動きを見せるだろう」
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トヨタの株、何が起こっているのか?
株を買うかどうかを決める際、投資家が考慮すべき重要な要因がいくつかある。 その要因の1つが売上高の成長である。株を買うということは、投資家がそのビジネスが今後も成長し続け、利益を出し続けるという賭けをしているということだ。
過去5年間のトヨタ自動車の平均年間売上高成長率は6.86%であった。
株を買うかどうかを決める際には、時価評価も重要なポイントだ。トヨタ自動車の1ドル当たりの利益予想の前向きP/E比(株価収益率)は9.49だ。つまり、投資家は将来の利益1ドル当たりに9.49ドルを支払っているということだ。トヨタ自動車の競合他社の平均の前向きP/E比は37.96だ。
株価の収益性、財務状況、基準指数に対するパフォーマンス、同業他社と比較した評価などの他の重要な指標も見るべきだ。深堀りの分析ツールや重要な財務データについては、Benzinga PROをチェックしてください。
TMの株価動向:発表時点でのトヨタ自動車の株は195.01ドルであり、木曜日の時点で7.48%上昇していた、とBenzinga Proのデータが示している。
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