テスラ(Tesla Inc.)(NASDAQ:TSLA)のCEOであるイーロン・マスク氏は、同社の売り上げが伸び悩み、消費者の間でのバックラッシュが増大するなか、「政治に割りすぎの時間を費やしている」と認めた。
出来事マスク氏は火曜日にオース・テクニカとのインタビューで、政治に関わる時間が会社に悪影響を及ぼしているかどうかについて尋ねられた際に、「多分、私は政治に少し時間を割りすぎたのかもしれません」と述べた。
マスク氏は「実際は想像されているより少ないです。メディアは政治的な問題に過剰な比重を置くでしょう。なぜなら、政治的な論点はメディアで大きな反響を得るからです」と話した。
しかし、この億万長者は自らの会社に対する献身を改めて再確認し、政府や仮想通貨ドージャコイン(DOGE)への関与は時間配分の問題であると述べた。彼は「実際には、おそらく政府との関わりに割りすぎの時間を割いてしまったというだけで、直近の数週間でこれを大幅に削減しています」とも付け加えた。
なぜ重要かマスク氏のコメントは、このビリオネアが右派政治家を支持し、極右的な政治家としても知られることから、複数の市場で売り上げが減少し続けているとして、テスラが大きなバックラッシュに直面している状況を考えると興味深い。
ただし、マスク氏はテスラの第1四半期決算電話会議で、ドージャコインに関するコミットメントを引き下げるつもりであることを明らかにしていた。マスク氏は、テスラに対する献身はその後も投資家の間で投資家からは強い信頼を得ており、ウェッジブッシュ証券(Wedbush Securities)のアナリスト、ダン・アイブス氏はテスラ株に500ドルという野心的な目標株価を設定し、2兆ドルの時価総額を見込んでいる。
テスラのブランドへのマスク氏の献身を金融コミュニティは歓迎している。しかし一部の専門家は、テスラには引き続き疑念を抱いており、特に6月に発表されたばかりのテスラロボタクシーについてはその意見を改めていない。
特に、ガーバーカワサキのCEOであるRoss Gerber氏は、ロボタクシーについて語る際、「明らかに、これはまだ完全に完成していない製品です」と述べており、フューチャーファンドLLC(Future Fund LLC)のマネージングディレクターであるGary Black氏も、このロボタクシーのための重要な技術であるフルセルフドライビング(FSD)技術について疑念を示している。
株価動向 決算後取引でTSLAの株価は1.26%上昇し、現在367.47ドルで取引されている(ベンジンガプロのデータによる)。
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