金曜日、ゼネラル・ダイナミクス(NYSE:GD)はウォール街の予想を大きく上回る2025年第3四半期の決算を発表した。この結果を受け、同社株は各部門にわたる堅調な業績を背景に上昇した。
この航空宇宙・防衛大手は、前年同期比10.6%増の総売上高129億7000万ドルを報告し、アナリストのコンセンサス予想の125億6600万ドルを上回った。
希薄化GAAP1株当たり利益(EPS)は3.88ドルで、アナリスト予想の3.69ドルを楽に上回り、前年同期比15.8%増を記録した。営業利益は13億ドルで、営業利益率は前年同期比20ベーシスポイント増の10.3%に拡大した。
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強力な受注活動が契約残高の成長を後押し
同社は4部門すべてで非常に強い受注活動を見せており、今四半期の総受注額は193億ドルに達し、連結の受注売上高比率は1.5対1になった。
防衛部門が1.6対1の比率を達成したのに対し、航空宇宙部門は1.3対1だった。今四半期末の総契約見積額は1677億ドルで、このうち契約残高が1099億ドル、推定潜在契約価値が578億ドルである。
フィービー・ノヴァコヴィッチ会長兼CEOは「当社の4つの部門のそれぞれが今四半期に利益と契約残高の成長を達成しており、これは確かな業務執行と需要の高まりを反映したものだ」と述べた。
セグメントの業績とマージン分析
航空宇宙部門の業績は目覚ましく、売上高は30.3%増の32億3400万ドルとなった。当該部門の営業利益率は前年同期比で100ベーシスポイント拡大し13.3%となり、オペレーティング利益は4億3000万ドルに達した。事業用ジェット機の受注活動は依然として非常に強い。
海洋システム部門の売上高は13.8%増の40億9600万ドルとなり、営業利益2億9100万ドル、営業利益率7.1%を報告した。
戦闘システム部門の売上高は1.8%増の22億5200万ドルで、営業利益は3億3500万ドル、営業利益率は14.9%だった。
テクノロジー部門の売上高は1.6%減の33億2500万ドルで、営業利益3億2700万ドル、営業利益率9.8%を報告した。
キャッシュフローとバランスシートの健全性
営業活動による純キャッシュは21億ドルで、純利益の199%に相当した。非GAAPフリーキャッシュフローは18億9700万ドルだった。同社は2億1200万ドルを設備投資に投じ、4億300万ドルの配当を支払った。
ゼネラル・ダイナミクスは四半期を通して25億ドルの現金・現金同等物と80億ドルの総負債を抱えている。
価格の動き:GDの株価は金曜日のプレマーケット取引で3.37%上昇し353ドルだった。
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