クライスラーの親会社であるStellantis NV(NYSE:STLA)は、米国において33,777台のRam 1500車をリコールする、と自動車安全規制機関である米国道路交通安全局(NHTSA)が10日に発表した。
出来事:リコールは、2025年モデルのRam 1500車を含み、これらの車両の前輪ハブ・エンコーダ・リングが損傷している可能性があることにより、車両の電子安定性制御システムが利用できなくなるというもの。
電子安定性制御システムの機能不全が、車両が警告なくして衝突することにつながるため、自動車安全規制機関は要注意との見解を示した。
なお、対策として、必要に応じてディーラーは、無償で車両の前輪ベアリングハブ組立を点検および交換するとのこと。
なぜ重要か:今回のリコールは、今月初め以来3度目のものとなる。
Stellantisは10月中旬、2020年から2023年モデルのRam 1500 Classic車に関してリコールを行っており、その理由はドライバー側の加熱式トレーラートウリアビューミラーのミラーガラスが外れる恐れがあるというものだった。
また、10月初めにはStellantisは、ウインカーの自動キャンセル機能が適切に機能しない可能性があるとして、129,313台のRam 1500車をリコールしていた。
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写真提供:Stellantis