2月24日、テキサス州キャメロン郡の判事であるエディ・トレビーニョ氏が、SpaceX(スペースX)の新施設であるスターベース(Starbase)をC型市として正式に設立するための選挙を命じたことを受け、同社のCEOである億万長者のイーロン・マスク氏は「まもなくスターベースは実質的な新しい都市となる」と述べた。
出来事12月、スターベースのゼネラルマネージャーキャスリン・ルーダース氏は、スターベースを都市として設立すべきかを決定するための選挙を求めて、キャメロン郡の判事に手紙を提出した。
トレビーニョ氏は水曜日、申立を検討し、法的要件を満たすための十分な証拠があると裁定したと述べた。判事は声明の中で、スターベースがC型市として設立するために必要な住民数を持っており、7:00 a.m.から7:00 p.m.までの5月3日に都市設立のための選挙を命じた。声明によると、期日前投票は4月22日から4月29日まで行われるという。
トレビーニョ氏は「もしその選挙が通れば、これは1995年のロス・インディオス(Los Indios)以来、キャメロン郡で最新の町となるだろう。我々はこの選挙の結果を楽しみにしている」と述べた。
なぜ重要なのかスペースXは12月付の申立書の中で、同社はスターベースをコミュニティとして拡大させ、同社の野心的なスターシップ打ち上げ車両を急速に開発・製造するために必要な労働力を引き続き増やす能力を持っていると述べた。
同社はまた、スターベースを都市として設立することで、すでに住んでいる人々だけでなく、同社の将来の従業員にとって「世界で通用する場所」を作るために必要な施設を建設するための手続きを合理化することができると述べた。
スペースXは、自社のウェブサイトで、現在の本部はカリフォルニア州ホーソーンと記載しており、ここがファルコン9のワークホースを製造している場所となっている。
マスク氏は7月、同社の本部をホーソーンからスターベースに移転すると発表した。同社はスターベースでスターシップ打ち上げ車両の製造とテストを含む、スターベース(テキサス州)に関する全ての業務を行っている。
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写真提供: SpaceX