電気自動車(EV)大手のTesla Inc(NASDAQ: TSLA)は、カリフォルニア州レイスロップにある同社のメガ工場において、10,000個目のMegapackを製造するなど、同社のエネルギー蓄積分野で重要な節目を達成したと月曜発表した。
出来事 社は自社のソーシャルメディアプラットフォームXの投稿で、「レイスロップ(カリフォルニア州)のメガ工場チーム、10,000個目のMegapackの製造、おめでとうございます」と述べた。
Megapackは、Powerwallと呼ばれる自社の家庭用バッテリーに加えて製造された強力なバッテリーである。各Megapackユニットは3.9メガワット時以上のエネルギーを貯蔵することができ、また、1時間で平均3600軒の家庭の電力を供給できるだけのエネルギーを貯蔵することができる。
元Teslaシニア幹部であるDrew Baglino氏は、「レイスロップのエネルギー製造チームによる素晴らしいメイクオーバー:世界最大のユーティリティバッテリー製造工場となった元JCペニーの倉庫への転用、おめでとう!」と記した。
Baglino氏は今年4月までPowerwallとエネルギーのシニアバイスプレジデントを務めていた。
今回の出来事の背景 2024年9月末までの3ヵ月間で、一昨年の対応期と比較して、Teslaのエネルギー発電と貯蔵の収入は2,376百万ドルに達し、前年同期比で52%の増加を記録した。同社のエネルギー部門は記録的な30.5%の粗利益を達成し、Powerwall製品は記録的なデプロイメントを達成した。
Teslaは現在、1年間で10,000のMegapackユニットを製造できるカリフォルニア州レイスロップにのみメガ工場を所有している。同社はまた、中国・上海にMegafactoryを設置中であり、この工場では2025年第1四半期にMegapackの出荷を開始する予定だ。
2024年度通年において、Teslaは昨年にデプロイされたエネルギー蓄積の2倍の量、つまり約29.4GWhのエネルギー蓄積を展開すると予測している。
「Future Of Mobility」のBenzinga記事の続きは、こちらをクリックして確認してください。
次の記事
写真提供:Tesla