EV ジャイアントTesla Inc(NASDAQ:TSLA)は、アメリカでのリフレッシュされた「モデル Y クルマ」の発売限定モデルで、まだ納車が始まっていないにも関わらず、白い内装のオプションが売り切れになった。
出来事:Tesla は先月(月初に)リフレッシュ版モデル Y をアメリカで発売した。新たに発売されるこの長距離全輪駆動仕様車の納車は、3月に開始される予定だ。価格は 59990ドル。
なお、ここでいう「発売限定モデル」とは、車の生産開始を祝して製造することを意図している、特別バッジなどが特別に装備された限定生産モデルを指す。
ところが、リフレッシュ版のアメリカのウェブサイト上で「Launch Edition」の車のカスタマイズオプションの白い内装は、既に売り切れとなっている。今後、顧客が選択できるのはオプションカラーの内装が黒一色のみとなる。
外装の塗装オプションに関しては、米国ではクイックシルバー、ウルトラレッド、パールホワイトマルチコート、ステルスグレーのみがリストされている。一方で中国のウェブサイトでは、氷河ブルーの外装塗装のオプションも掲載されている。
なぜ重要か:Tesla のCEOであるイーロン・マスク氏は、この発表があった水曜日において、同社の多くの工場は同年2月から新型モデルYの生産を開始し、そのために工場の改造をする日々が訪れるだろうが、その過程で数週間の生産が失われると警告した。
CEOはまた、アイドル容量やその他のライン初期関連コストが原因でマージンが影響を受けるだろうとも警告している。ただし、生産が始まればこれらの課題は解決できると話している。
リフレッシュ版モデル Y はアメリカで販売されるとともに、従来の車種も引き続きリストされているが、中国では新しいモデル Y に置き換えられた。なお、どちらの地域でも納車は3月に開始される予定だ。
モデル Y はTeslaのカリフォルニア州の工場、並びに上海、ベルリン、テキサスの各ギガファクトリーで製造されている。
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画像提供:Tesla