2万7,000ドル(約3,068万円)で買収を発表したリップル社が、新たに入手した仮想通貨の総ロック価値(TVL)が総額10億ドル(約1兆1251億円)に上ることがわかった。
出来事リップルは2022年にメタバース向けのイーサリアム上のNFTプラットフォームであるブロックレガシーを設立することを発表して以来、リップルはブロックレガシーを買収することになるという噂がたびたび囁かれていた。この噂はリップルのCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏によって認められ、ウォレットやブロックチェーンをベースにしたアプリケーションがリップルのビジョンに符合しているとした上で、ブロックレガシーのインフラの整備とユーザーの増大のためにリップルが注力しているものであると説明している。
リップルはこの買収を通じて、さらにリップルのブロックチェーン技術とNFT、メタバース、デフィ、ゲームなどのエコシステムの統合を加速し、ブロックレガシーが持つインフラを活用し、新しい成長の機会を見いだすための一環の戦略であるとしている。
なぜ重要かブロックレガシーは、ユーザーがNFTデータを保管し、NFTを1クリックで購入/販売することができるウォレットアプリを提供することを目指して設立された企業であり、リップルはブロックレガシーを通じて、リップルのブロックチェーン技術を活用して新たなビジネスチャンスを創出、さらなる成長を見いだすための取り組みを行うことができるだろう。
リップルのブロックチェーン技術は、特にNFTやメタバース、デフィ、ゲームにおける利用が進んでおり、この買収を通じてリップルはさらなる新しいエコシステムの構築に取り組むことができるようになるだろう。
リップルのXRP(リップル)は、2025年1月31日には前日比2.3%上昇の1XRP=0.79ドルで推移している。
(参照:リンク)
2025年1月31日、リップルのXRPの1日の推移(ソース:リンク)