中国の(OTC:XIACF)スマホメーカー、小米科技集団(Xiaomi)は、12月に中国で自動車の販売で米電気自動車ギャイアント、Tesla Inc.の(NASDAQ:TSLA)セダン「モデル3」を上回った。
出来事小米のレイ・ジュン(Lei Jun)会長は、ソーシャルメディアプラットフォームWeiboの投稿でこれを明らかにした。
総売上台数で言えば、小米の「SU7」が25,815台、一方でモデル3は21,046台販売された。一方、月間で最も多く販売された電気自動車は中国の自動車メーカーBYD(ビー・ワイ・ディー)が販売した「Seagull」で、同車両の販売台数は48,754台だった。
小米が3月下旬に自社初の電気自動車「SU7セダン」を発売し、同年4月に車両の納入を開始した。
SU7は、スタンダード、プロ、マックスの3つのバリアントで提供されており、最も安いバリアントは日本円にして約215,900元(約3万ドル)からとなっている。これは、中国で販売されているTeslaの最も安いモデル「モデル3」を下回る価格だ。
なぜ重要か一方で、Teslaは今月初めにモデル3の価格を3,600元引き上げた。中国での価格はモデル3のベースモデルが235,500元で、同社の電気自動車の中で一番高価なモデル「Performance」が339,500元となっている。
Teslaは今月、中国でリフレッシュモデルのモデルYも発売した。同社のウェブサイトでは、このリフレッシュモデルは263,500元で販売されており、これは以前のモデルよりも約5.4%高い価格設定だ。以前のモデルの販売価格は249,900元からであった。
中国市場はTeslaにとって重要だ。同社は2024年に中国で約657,000台の車両を販売し、これは前年比で8.8%の成長を記録しており、グローバルでの納車台数は2023年と比較して減少しているにもかかわらず、という報告が出ている。
2024年、Teslaの世界全体での納車台数は179万台で、これは2013年以来の初の減少となる数字が発表された。その前年における納車台数は181万台であった。
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