ドナルド・トランプ次期大統領は13日、元下院議員のリー・ゼルディン氏を環境保護庁(EPA)の管理者に任命すると発表した。
出来事トランプ氏は、<環境保護庁の管理者>としてリー・ゼルディン氏を任命すると述べ、「アメリカのビジネスの力を解き放つための公正で迅速な規制緩和の決定を確約し、同時に、地球上で最も環境基準の高い、すなわち最もクリーンな空気と水を維持することになる」とトランプ氏はTruth Socialへ投稿した。
トランプ氏の発表の後、ゼルディン氏はTwitterに投稿し、「私たちは米国のエネルギー優位を回復し、アメリカの雇用を回復するために自動車産業の活性化を行い、そして米国をAIのグローバルリーダーにするでしょう。私たちは、クリーンな空気と水へのアクセスを保護しながらそれを行います」と書いた。
ただし、ゼルディン氏の任命は上院での承認を待っている状態だ。
今回の出来事の背景ゼルディン氏が議員時代にバイデン政権が気候変動に取り組むために成立を目指したインフレ削減法に反対票を投じていたことが、今回の任命には一因として考えられる。この法案は、クリーンエネルギー、クリーン車両、クリーン建築、クリーン製造の導入を可能にする、助成金、ローン、税制規定、その他のインセンティブを組み合わせたものだ。
一方でトランプ氏は、電気自動車には関心がない。彼は、今後の電気自動車への販売を促すための税制措置やインセンティブを削減する一方で、既存の自動車排出ガスの規制を撤廃すると述べている。
また、今後の任期で、トランプ氏は油田や天然ガスの海外売り渡しに関する規制も緩和する見通しだ。
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