Hyperscale Data, Inc.(AMEX:GPUS) の株が水曜のプレマーケットで急騰している。
同社の子会社であるAlliance Cloud Services (ACS) は、同社のミシガン州のデータセンターの電力容量を30 MWから300 MWに拡張するための現地公共料金事業者との原則合意を取り付けた。
正式な認可書(LOA)の取り決め後、44ヶ月でこの電力の増強が完了する見込みだ。
データセンターの300 MWへの拡張は、同社にとって重要なマイルストーンであり、AIインフラを支える高性能コンピュータ(HPC)サービスの需要増に対応するため ACS が利用できるようになる。
Hyperscale Data は、データセンターの既存30 MWの電力容量を、ビットコインのマイニングからHPCサービスに転換する予定だ。
電力の増強中、同社は追加電力供給の可能な方法を検討する予定だ。
現在、Hyperscale は、最初のHPC環境のためのネットワーク、電気および冷却システムを導入中であり、遷移と拡張の進捗について関係者に引き続き報告を行う予定だ。
Hyperscale Dataのエグゼクティブ・チェアマンを務めるMilton “Todd”氏は、「これは弊社のビジネスと弊社のAIインフラの未来を変えるものになるだろう。データセンターを300 MWにスケールアップすることは、AIおよびハイパフォーマンスコンピューティング顧客からの急増する需要に対処するために、私たちの能力を大幅に向上させるだろう。また、これは私たちがデータセンター事業者としての変革をさらに前進させる重大な一歩になる」とコメントしている。
先月、Hyperscale Dataの完全子会社であるSentinum, Inc. は、同社のミシガン州のデータセンターで2025年1月におよそ19.2ビットコインを掘削した。
株価動向: 水曜の最新チェック時には、Hyperscale Dataの株はプレマーケットで前日比4.29%高の3.40ドルで推移している。
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