Papa John’s International Inc.(NASDAQ:PZZA)は、2024年10月までにインド市場への事業再開を発表した。2035年までに650店舗という野心的な目標を掲げており、2017年に業績不振により撤退した同国市場に再び参入する形となった。
世界で3番目に大きなピザ宅配会社である同社は、インド南部の都市ベンガルールにて、マスターフランチャイズの共同事業者であるPulsar Capitalとアラブ首長国連邦に拠点を置くPJP Investments Groupと提携して事業を開始する。ロイター通信によると、Pulsar CapitalのマネージングパートナーであるVish Narainが明らかにした。
力強い第2四半期の業績が拡大戦略を後押し
インド市場再参入の発表は、Papa John’sの堅調な第2四半期の業績に続くものであった。同四半期の調整後EPSは0.41ドルで、コンセンサス予想の0.34ドルを上回った。四半期収益は2030万ドルの委託販売収益の増加に牽引され、4.2%増の5億2917万ドルとなった。
世界全体の総売上高は前年同期比4%増の12億6000万ドルに達し、国際的な売上高は4%増加した。世界で45の新店舗を開設し、そのうち26店舗が海外市場での開設だった。
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市場の課題は投資リスクを提示
インドのファーストフード部門は、賃金の伸びが鈍いために都市部の消費者の支出が減少しているなど、大きな逆風に直面している。ピザハットのフランチャイジーであるDevyani International Ltd.は業績不振の店舗を閉鎖し、Sapphire Foods India Ltd.は拡大に慎重な姿勢を示している。
Papa John’sは、インドに2200以上の店舗を展開するドミノ・ピザ(NYSE:DPZ)やピザハットの約950店舗と競合することになる。
長期的な成長の可能性
目先の課題はあるものの、Pulsar Capitalはインドの14億の人口を長期的な機会と見なしている。Narainはロイター通信に「このカテゴリーはまだ浸透が十分ではないため、飽和状態になるまでにはまだ何年もかかるだろう」と語った。
Papa John’sは2025年に、システム全体の売上成長率を2%から5%の範囲で予測しており、180~200の国際的なレストラン開業を計画している。調整後のEBITDAは2億~2億2000万ドルと見込まれている。
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