匿名を帯びた仮想通貨分析者DonAlt氏とCryptoCred氏が、ビットコイン(仮想通貨:BTC)の価格動向と、先週の大統領選の影響を探る形で議論が交わされた。
ビットコインの予想動向
DonAlt氏は最新の『テクニカルラウンドアップ』エピソードで、ビットコインが過去最高の水準に接近し、7万ドルを下回る前に急伸したことを指摘し、主要抵抗ラインの再テストに対する反応は「大惨事」だと話した。
DonAlt氏は、短期的には4万9000ドルが初の支持水準になると予想し、月次では3万5000ドル近くのより堅実な支持を見込んでおり、極端なシナリオでは1万6000ドルへの下落もあり得ると説明した。
DonAlt氏は、最近の鈍い動きが、仮想通貨市場がトランプ氏の大統領再選に向けたポジショニングを取りながら進んでいることに起因すると述べた。そしてDonAlt氏は、「トランプ氏が選挙に勝利した場合、ビットコインの短期的な上昇はわずかであり、一方で敗北した場合、大量売却が引き起こされる可能性がある。ハリス氏が勝利した場合、このリスクはさらに大きくなる」と警告している。DonAlt氏は選挙結果が明らかになる中で柔軟性を強調し、戦略的な準備が必要であると強調した。
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他の仮想通貨関連トピック
DonAlt氏は、ビットコインに対するEthereum(Ethereum)(仮想通貨:ETH)のパフォーマンスが鈍いとコメントし、ETH/BTCの強さがビットコインの動きに依存することを強調した。また、DonAlt氏はSOL/BTCのトレードでポジションを取ったとも述べている。
DonAlt氏は選挙の不確実性を鑑み、「今後1週間、多くても1カ月はトレードしない」と結論づけ、現状下での慎重さの重要性を強調した。
次の一手: 11月19日、Benzingaが主催する未来のデジタル資産に関するイベント「デジタル資産の未来」の中で、ビットコインが機関投資資産クラスとしての影響について議論が深められる見込みだ。
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