モービルアイ・グローバル社（NASDAQ:MBLY）は、2024年の第3四半期の売上が前年同期比8％減の4億8600万ドルで、472.14百万ドルというアナリストの合意予想を上回った。
1株当たり利益（EPS）は0.10ドルと予想を0.09ドル打ち出し、この結果株価は上昇した。
EyeQとSuperVisionの売上は4億5700万ドルで、1年前は5億7000万ドルだった。
平均システム価格は53.8ドルから53.3ドルに減少、一方で出荷されたシステムの数は860万個で、前年は940万個だった。
粗利益率は256ベーシスポイント（bps）下落して49％、一方で調整後の粗利益率は95ベーシスポイント下落して68％、これは主にSuperVisionの売上の増加によるもの。
調整後の運営利益率は16％、前年同期比34％の低下、この主な理由は粗利益率が低いこと。2024年9月28日現在、モービルアイは現金および同等の資産が13億ドルを保有している。
モービルアイは第3四半期に現金流入1260万ドルを達成したが、4-6月期にはインテルがモービルアイを買収したことにより27億ドルの資産除外損を計上しなければならなかった。
「今後2年間は当社の戦略的なコア目標に焦点を当て続け、これには国内の10大顧客に対する縦のつながりを深めたADAS（先進運転支援システム）の立場を維持し成長させること、先進的な製品デザインによる勝利をもたらすこと、そして先駆的なAIアプローチによって補強された歴史的なモービルアイの強みを生かす一連の製品を実行することが含まれます」、とモービルアイ社の社長兼CEOであるアムノン・シャシュア教授は述べた。
2024年度の見通し：モービルアイは、165億ドルというアナリストの見積もりを上回る、約16億2000万～16億6000万ドルの売上の見通し（前回は約16億～約16億8000万ドル）を発表した。また、同社は調整後の運営利益の予想を約1億6300万～1億9000万（先回は約1億5200万～約2億1000万）としている。
株価動向：最後のチェック時点で木曜日のプレマーケットでMBLY株は13.49ドルで8.62％上昇している。
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