EVスタートアップ、Rivian Automotive Inc.(NASDAQ:RIVN)は、新型車「R2」の生産開始に向けて工場をイリノイ州で拡張している。
出来事の詳細:「『R2』の拡張が迅速に進行中!」と、かつてTwitterだったXのCEO、RJ・スカリンジ氏が投稿した。この投稿には同社イリノイ州工場の写真も添付されていた。
Rivianは当初、新工場でR2SUVの生産を開始する予定だった。しかし、同社は新工場の建設を減らすために工場拡張を行い、その結果、新型車R2の生産を既存の工場で行うことを決定した。
ジョージア州におけるイリノイ州でのR2の発売決定により、新型車の早期発売と生産開始までの数十億ドルの資本削減が可能になると同社は説明している。
なぜ重要なのか R2の価格は4万5,000ドルで、テスラのベストセラーSUVであるModel Yと同じ価格帯になる見通し。新型車R2は、Rivianの既存のR1(約7万ドル)よりも小型で低価格になる予定で、同社はこれによって総需要市場を拡大し、需要に応じた低価格の電気自動車(EV)に訴求すると見込んでいる。そして、同社は3月に新型車を発表してから24時間以内に、この車に6万8,000件以上の予約を受け取ったと発表した。
同社は、R1車両に加え、フリート所有者向けの電気配送バンも製造している。同社が製造したバンの主要な顧客は、オンライン小売大手Amazon.comである。
2024年全体でRivianは、ガイダンスの範囲内である5万2,000台のうちの5万1,579台のEVを納車した。同社はこの四半期にはまだ純利益を発表していない。
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写真提供:Shutterstock