米国株に上場中の中国EVスタートアップ、Nio Inc(NYSE:NIO)、Li Auto Inc.(NASDAQ:LI)、XPeng Inc. (NYSE:XPEV) は先週、2月の自動車納品台数が2024年の同月を大きく上回る結果を発表した。Xpengは先月、前年同月比570%の増加を記録した。
Li Auto、月次で約12%の落ち込みを観測 Li Autoは2月に26,263台の自動車を納品し、これによって売り上げは前年同月比30%増となった。1月(29,927台納品)に比べては12%の減少となった。
Xpeng、Mona M03で大幅な上昇 Xpengは先月、570%の驚異的な増加を記録した。同社は先月、30,453台の自動車を納品し、1月から0.3%増加となった。
広州に拠点を置くEVスタートアップは、XPeng Mona M03ハッチバッククーペの納品台数だけで15,000台を超えたと述べた。
Nio、減速しながらも前進 一方、中国上海に拠点を置くNioは、2月に13,192台の自動車を納品し、そのうち9,143台がNioブランド車、4,049台がONVOブランド車だった。これは1月の納品台数から4.8%減少したが、2024年2月の売り上げからは62%上昇した。
Nioは今年5月に、低価格のEVブランド「Onvo」を発売した。このブランドは9月下旬に初の車両である「Onvo L60」の販売を開始し、今年中には2台目の車両『Onvo L90』を発売予定だ。
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