中国のテクノロジー大手Xiaomi Corp(OTC:XIACY)は、2023年第三四半期の財務報告の中で、同グループの電気自動車部門としては初となる利益を報告した。この四半期では、利益全体が80.9%増の113億人民元(約150億ドル)に達している。
出荷台数10万台超え
Xiaomiは電気自動車部門で7億人民元(約9840万ドル)の利益を報告したと、同社が火曜日に発表した声明によると、Xiaomiの第3四半期のEV出荷台数は10万台を超え、108,796台に達した。
この3四半期での累計出荷台数は「26万台を超えた」とXiaomiは声明で述べている。
同社はまた、中国本土の119都市に402のスマートEV販売センターを開設したことを発表した。
テスラの中国での低迷
Xiaomiの急増は、イーロン・マスク率いる自動車メーカー(NASDAQ:TSLA)の中国市場での販売減少と重なっている。テスラは中国市場で2万6000台の販売台数を記録し、前年比36%減となった。
テスラの上海ギガファクトリーは10月に、輸出を含めてモデルY SUVとモデル3セダンの合計6万1497台を販売し、これは前年同期比で9.9%の減少だった。EV大手のテスラは、10月の中国での販売は落ち込んだものの、今年の同社の月間販売数としては2番目に多い数字となる9月の好調なパフォーマンスを経ての結果だった。
Xpengは自動運転に注力
Xpeng Inc.(NYSE:XPEV)は第3四半期の収益電話会議で、同社は来年3つのロボタクシーモデルを発売する予定であり、同社の技術はLiDARに依存していないと発表した。XpengのCEOである何小鵬氏は、中国でのロボタクシーの試験的な運行は来年から始まるとも発表した。
BenzingaのFuture Of Mobility特集の続きをこちらのリンクからチェックしよう。
次を読む:
画像提供:Shutterstock

