月曜日、米国の宇宙企業であるロッキード・マーティン(Lockheed Martin Corporation)(NYSE:LMT)は、同社が設計・製造した7機目のグローバル・ポジショニング・システム(GPS)III衛星を19日午後7時52分(米国東部時間)に打ち上げたと発表した。
このGPS III SV07宇宙機は、ロッキード・マーティンのコロラド州リトルトン施設で製造され、従来の軍用機(ハリケーンの救援活動に再配置)に代わって地上でフロリダ州の発射場に輸送された。
この衛星は、フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から地球の上空1万2,550マイルの軌道に投入された。
この宇宙機は、2,337マイルの経路を細かく計画し、ハリケーン「ミルトン」を追跡しながら、厳しい天候を避け、最終的な打ち上げの準備に到着するために6日間の旅行を完了させた。
ロッキード・マーティンのオペレーション・センターの職員は、GPS III SV07の信号取得に成功し、さらにこの宇宙機は、現在31機のGPS衛星から成る運用中の衛星群に正式に受け入れられるまで、ロッキード・マーティンのデンバー・ランチ&チェックアウト・オペレーション・センターで運用制御下に置かれている。
加速したタイムスケールで打ち上げられたGPS III SV07は、2023年にGPS III SV06が打ち上げられて以来、宇宙軍のGPSグループの近代化に参加することになる。
ロッキード・マーティンのナビゲーション・システム部門のヴァイス・プレジデントであるマリック・ムサウィール氏は、「我々はこのGPS衛星の加速した打ち上げのための顧客のビジョンをサポートし、最終的には彼らが迅速な運用態勢を築くのを手伝いました。」と述べた。
「時間は国家安全保障任務にとって重要であり、我々は宇宙軍が安全で先進的な位置特定、ナビゲーション、タイミング信号の急速な需要をサポートするためにこの重要な機能を迅速に提供しました。」
株投資家は、iShares U.S. Aerospace&Defense ETF(BATS:ITA)とGlobal X Funds Global X Defense Tech ETF(NYSE:SHLD)を通じて株式に露出することができる。
株価動向:最終確認時点で、LMTの株価は前場0.38%安の489.79ドルで推移している(火曜日)。
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写真はシャッターストックより。