米国における電気自動車(EV)の2025年第1四半期の販売動向は、数社のメーカーによる米国内でのEVの販売増を示し、米国のEVセクターについて強固な状況を描いている。
出来事Cox Automotiveは、EVセクターの米国内での動向について報告をまとめ、その報告が公開された。この報告では、米国内でのEV販売が前年比10%を超える伸びを見せ、2025年第1四半期には29万4250台以上のEVが販売されたことがわかっている。
報告によれば、米国で新たに販売された車のうち約7.5%がEVであり、これは前年同期比7%の増加だという。
同期比で8.6%の減少を記録しながらも、Tesla Inc. (NASDAQ:TSLA)は依然としてこのセグメントを席巻し、EVセクターの売上に占めるシェアは43.5%である。
テスラに続いて、8.9%のシェアを記録したのはGeneral Motors Co(NYSE:GM)で、同社のブランドであるシボレー、キャデラック、GMCも含まれている。報告によれば、Ford Motor Co. (NYSE:F)は7.7%のシェアを記録した。
個々のモデルの販売台数に関しては、Teslaが売上のトップを占め、Model Yが64051台、Model 3が52520台を販売した。
Teslaに続いて販売台数の多いのは、フォード・マスタングMach-E (11607台)とシボレーのイクイノックスEV(10329台)である。 Honda Motor Co Ltd.(NYSE:HMC)は、プロローグ(Prologue)を9561台販売した。ホンダプロローグは、シボレーのイクイノックスEVと同じプラットフォームを採用している。
報告のポイント報告によれば、テスラの販売台数が減少したとしても、GM、フォードなどの他の自動車メーカーが米国内でのEVセールスに寄与していることが分かる。
この報告は、新興ブランドであるTeslaと比較すると、米国のドライバーの間でEVの採用が増加しており、またトヨタやホンダなどの従来の自動車メーカーのセグメントへの参入も増えていると指摘している。
株価の動き現在、GMの株価は1株43.78ドルで取引されており、年初来の株価は14.8%減少している。ベンジンガ・プロ(Benzinga Pro)によるデータによると、これがGMの株価の動きだ。
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