英国の石油・ガス大手BP p.l.c.(NYSE:BP)は月曜日、ミッドストリーム資産における非支配株式を民間投資家に15億ドルで売却すると発表した。
詳細
この取引は2回の分割払いで構成されており、署名時に約10億ドル、残りは規制当局の承認を条件として年末までに支払われる予定である。
BPX Energyのペルム川・イーグルフォードのミッドストリーム資産における非支配持分は、シックスストリートが管理するファンドに譲渡されるが、BPXは引き続きすべての資産を運用する。
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資産には、両流域におけるBPXのパイプラインと施設のほか、油井から顧客配送のために石油とガスを第三者のパイプラインネットワークに輸送する4つのペルム中央処理プラント(グランドスラム、ビンゴ、チェスマット、クロスロード)が含まれている。
この取引により、BPはこれらの重要なミッドストリーム資産の運営と管理を維持しながら、インフラに結び付いた資本を解放することが可能となった。
両取引の完了後、ペルム川のミッドストリーム資産に対するBPXの持分は100%から51%に減少し、イーグルフォードのミッドストリーム資産における持分は75%から25%に減少する。
一方、シックスストリートは残りの非運営持分を保有している。
この取引はまた、2027年末までに200億ドルの資産売却を達成するというBPの目標に向けた重要なステップであり、2025年の資産売却目標に大きく貢献している。
経営陣によるコメント
バイロン・ウィリアムズBPXエナジーCEOは、「ペルム川とイーグルフォードのミッドストリーム資産における共同所有者としてシックスストリートを迎え入れることに満足している。価値の向上、流れの保証、排出量の削減の観点から、ミッドストリームへの投資がこれらの流域での成功の重要な要素になることを早い段階で認識していた」と述べた。
最近の主な更新
同社は2025年第3四半期の決算の見通しを発表した2025年11月4日に予定されている。
同社は四半期決算に、2億〜5億ドルの資産減損に関する税引後調整項目を含めると予想している。
価格の動き:月曜日の最新のプレマーケット取引において、BP株は35.01ドルで0.34%安で取引されていた。
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