グーグル(Google)は、iPhoneでの利用を推進する形で、自社AIアシスタント「ジェミニ」を同社のメインアプリから撤去することを決定した。
出来事: iOSデバイスを使用するユーザーに対し、ジェミニはもはやグーグルアプリで利用できなくなったという趣旨のメールが送信された。このメールには、「AIアシスタントを引き続きiPhoneで利用するためには、App Storeからジェミニアプリをダウンロードしてください」という注意書きも含まれていた。
報道によると、これはグーグルがスタンドアロン型のジェミニアプリをダウンロードするようユーザーに促すための戦略的動きに思われる。しかし、この決定によってジェミニの利用範囲が制限される可能性もある。というのも、メインのグーグルアプリは広く利用されているためだ。
グーグルはベンジンガのコメント依頼に対し、すぐには回答を行っていない。
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なぜ重要なのか アルファベット(Alphabet)は第4四半期に965億ドルの収益を計上し、これは前年同期比12%の増収であった。アナリスト予想にはわずかに届かなかったが、株価が下落した訳ではない。
決算電話会見でCEOのサンダー・ピチャイ氏は、2つ以上の機能を持つ7つの製品に対してジェミニが採用されたことを発表し、同社の 巨大なリーチについて語った。
また、ピチャイ氏は、グーグルのAIが業界基準をリードしているとも強調し、ジェミニが業界標準の先頭に立っていると述べた。現在、ジェミニモデルを採用している開発者は440万人以上に上り、半年前の約2倍である。
株価の変動執筆時点で、アルファベットのクラスA株はアフターマーケット取引で0.086%下落し、クラスC株は0.069%下落した。水曜日のレギュラーセッションでは、クラスA株は1株185.27ドルで前日比0.82%上昇し、クラスC株は1株187.13ドルで0.72%上昇した。これはBenzinga Proのデータによるものだ。
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