イーロン・マスク氏のロケット製造会社である SpaceX は、来週13日月曜日にも7回目のフライトテストを実施する予定だと発表した。
出来事月曜日の午後4時(米中部時間)に打ち上げ窓が開く予定だ。だが、同社はスケジュールが変更される可能性もあると警告している。
SpaceXは以前に、フライトテストを行う同社のスターシップ(Starship)(現在テストと開発が行われている)が、同社の次世代スターリンク衛星に似た大きさと重さを持つ10個のスターリンクシミュレーターを搭載してテキサス州のスターベース(Starbase)から打ち上げられると発表している。これは、スターシップの衛星打ち上げセグメントにおける能力を実証するものだ。
今回のフライトでは、5回目のフライトテストと同様に、ステージ2車両のブースターを打ち上げ台の金属製アームでキャッチしようとする。だが、もしセーフティに問題が発生した場合、同社はメキシコ湾にスプラッシュダウンさせるとのこと。
一方で、スターシップの宇宙艇は、このテストの際にはインド洋にスプラッシュダウンさせる予定だという。
SpaceXはこれまでにフライトテストを6回行っているが、いずれもペイロードは搭載していない。スターシップの最後のフライトテストは11月に行われた。
なぜ重要なのかスターシップは、宇宙探査の分野における多くの大きな野望にとって重要だ。
NASAは、スターシップのカスタムバージョンを活用して、人間を50年以上の期間を経て月の表面に着陸させることを目指している。一方、マスク氏はスターシップを活用して地球から火星への有人飛行も夢見ている。
人類が最後に月面に降り立ったのは1972年のアポロ17号のときである。それ以来、低軌道を超えた有人飛行ミッションは一度もない。
マスク氏はスターシップの7回目のフライトテストを1月10日に予定していたが、今週初めになって打ち上げ日が来週に延期されたと述べた。CEOは遅れの理由については言及していない。
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写真提供:SpaceX