イーロン・マスク率いる宇宙船製作会社SpaceXが、2025年にUAEを拠点とする宇宙企業Space42と初めて共同で打ち上げを目指している。
出来事: SpaceXは、AI搭載の宇宙技術企業Space42のThuraya 4ミッションをフロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地の第40宇宙打ち上げ複合施設から地球同期軌道に打ち上げるため、1月28日を目標にしている。もしこの日に打ち上げられない場合、同社はミッションを1月29日に打ち上げることを目指している。
Space42の通信衛星Thuraya 4は、Airbusによって製造された完全電動衛星で、ヨーロッパ、アフリカ、中央アジア、中東の各地域での高い通信カバレッジを提供することを目的としている。
Targeting Friday, January 3 for Falcon 9’s launch of the @Space42ai Thuraya 4 mission to orbit from Florida → https://t.co/bJFjLCiTbK
— SpaceX (@SpaceX) January 2, 2025
このミッションは、SpaceXにとって2025年の最初のミッションとなる。同社は、2024年の最終日に、21基のStarlink衛星を搭載したFalcon 9ロケットを最後に打ち上げている。
なぜ重要か: 2024年、SpaceXは4回のスターシップ試験飛行を含まない合計134回の打ち上げを行った。その大半は、同社の「働き蜂」Falcon 9の打ち上げ車両を使用して打ち上げられたStarlinkミッションだ。
同社は、2025年に何回の打ち上げを目指しているのか、まだ明らかにしていない。
しかし、同社は今週初めに、Starship打ち上げ車両に3世代目のStarlink衛星を「近々」打ち上げる予定であると述べている。ただし、Starshipは現在も試験および開発の段階にあり、それまでには大きなペイロードを宇宙に搭載することはない。
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写真提供: Spacex