火曜のプレマーケットで、TopBuild Corp.(トップビルド)(NYSE:BLD)の株価が下落している。会社が3月1日に発表した四半期決算では、売上高は131億ドル(約1兆4295億円)と、コンセンサス予想に合致した。
- 売上高は前年同期比で2.0%増加し、スペシャリティディストリビューション部門の6.6%増が牽引役となった。
- 設置部門の売上高は、四半期ベースで前年同期比でほぼ横ばいだった。
- 調整後の粗利益率は29.9%と、1年前の四半期の30.4%から低下した。一方、調整後のEBITDA利益率は、前年同期の19.6%から19.7%に向上した。
- 調整後の1株利益(EPS)は5.13ドルで、5.05ドルというコンセンサス予想を上回った。
- 12月31日時点で、現金および現金同等物は4億3,000万ドルとなっている。
自社株買い: TopBuildは計47,200万ドルで、134,872株を買い戻した。
同社の取締役会は、同社株の買い戻しを10億ドルまで認可し、これにより総合的な買い戻し可能額は12億ドルに達した。
この金額には、2024年12月31日時点で認可されていた10億3,000万ドルのうち、残りの1億8,100万ドルも含まれている。
見通し: TopBuildは、2025会計年度の売上高を55.05億ドルから53.5億ドルの範囲で見込み、調整後EBITDA利益は9億2500万ドルから10億7500万ドルの間であると予測している。
トップビルドのCEOロバート・バック氏は、同社のビジネスにおける追い風として以下の点を挙げた。
- 住宅在庫の少なさ
- 人口の増加
- 人口構造の変化
- エネルギー消費の削減、公共料金の低減、および排出ガスの管理を目的とする取り組みの持続
投資家は、iShares U.S. Home Construction ETF(BATS:ITB)を通じて同社の株に露出を得ることができる。
株価動向: 現時点でBLD株は、プレマーケットで1株293.11ドルで2.96%下落している。
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