Apple Inc. (NASDAQ:AAPL)は、今後の「Watch Ultra」において、衛星テキスト機能と非侵襲式血圧計が搭載される予定だと報じられている。
出来事 米国時間12月14日、この新たな衛星機能により、ユーザーはGlobalstar Inc.(AMEX:GSAT)の衛星を使って、携帯通信網やWi-Fiに頼らずテキストメッセージを送信することができるようになると、対象に詳しい関係者を引用してブルームバーグが報じている。
この開発により、Watch Ultraが衛星通信を用いた初の一般向けスマートウォッチとなることで、『Garmin Ltd.』(NYSE:GRMN)が提供するイントリーチ(inReach)のようなスタンドアロンデバイスの必要性が低減する可能性がある。
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同製品に搭載予定の血圧モニターも、2025年に登場する見込みで、この機能はユーザーに高血圧の可能性を警告することを目的としているが、具体的な測定値を提供することはないと報告書は指摘している。
ただし、この機能は以前にも遅れたことがあるという。
なぜ重要なのか Appleは、停滞期にあるスマートウォッチの売り上げを新機能を導入することで後押ししたいと考えている。
同社のウェアラブル、ホーム、アクセサリー部門(Wearables, Home, and Accessories、ウォッチを含む)は、過去2年間で売上の減少を経験してきた。
今月初旬、米国時間10月14日に同社が四半期決算を発表した際、ウェアラブル、ホーム、アクセサリー部門は904億ドルで、前年同期の932億ドルから減少していた。
先月、AppleはGlobalstarとの提携を110億ドルで延長した。
Statistaによると、2024年第2四半期時点でAppleは世界の出荷シェア19%を占め、スマートウォッチ市場をリードしている。
株価動向 火曜日、Appleの株は0.41%上昇し、1株247.77ドルで取引を終了した。しかし取引時間後、同株は0.028%下落し、1株247.70ドルで取引を終えた(Benzinga Proのデータによる)。
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写真提供:Apple
今後の展開