Intel Corp (NASDAQ:INTC) の株価が上昇している(3万ドル(約約3400億円))のは、同社がCEOのPat Gelsinger氏が退任すると発表したためだ。以下が、投資家が知っておくべきことだ。
投資のポイント: 12月1日付でGelsinger氏が同社のCEOを退任し、取締役会を辞任したとIntelは発表した。
同社は、新たなCEO探しを行う間、David Zinsner氏とMichelle Johnston Holthaus氏を臨時共同CEOに任命した。Zinsner氏は同社の執行副社長兼最高財務責任者(CFO)、Holthaus氏は新しく設立されたIntel ProductsのCEOに任命された。この移行期間中、取締役会の独立取締役会長であるFrank Yeary氏が臨時経営会長に就任する。
Yeary氏は「DaveとMJのリーダーシップのもと、私たちは私たちの優先事項に対して引き続き緊急かつ迅速に対応し続けます。すなわち、私たちの製品ポートフォリオを簡素化し、強化し、製造およびファウンドリーの機能を進化させながら、運用支出とキャピタルを最適化するということです。私たちは、より引き締まり、より単純で、より俊敏なIntelを作り出すために取り組んでいます」と述べた。
チェックすべきは、ここだ
この発表は、先週、Intelが米国のCHIPS法とScience法に基づく商業用半導体製造プロジェクトへ最大約78.6億ドルの直接資金調達を発表した後のものだ。
Zinsner氏は、半導体、製造、およびテクノロジー産業の分野で25年以上の財務およびオペレーショナル経験を持つ。彼は、Micronから2022年1月にIntelに加わった。 Holthaus氏は、Intelに約3年前に入社して以来、チーフリブニューオフィサー兼セールス&マーケティンググループのゼネラルマネージャーなど、さまざまな管理職およびリーダーシップのポジションを歴任してきた。
INTCの株価動向 今年の初め以来、同社の株はAI分野で競合他社に遅れを取ったり、いくつかの主要業務でシェアを失ったりするなどして、時価総額の50%以上を失ってきた。月曜日のプレマーケット取引でIntelの株は4.16%上昇し、25.05ドルになった(Benzinga Proの情報による)。
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