EV業界をリードするTesla Inc。(NASDAQ:TSLA)は、CEOであるイーロン・マスク氏が、2019年5年前の2019年にベルリン近郊に設立された同社の最初で唯一のギガ工場を発表したことを、11月9日に振り返った。
出来事 Teslaは「5周年おめでとう、ギガ工場」と、このように記念投稿した。この投稿には、同社の工場での実績を紹介した動画が添付されていた。
マスク氏は2019年11月12日にダス・ゴルデネ・レンクラード賞授賞式で同施設を発表し、翌年2022年3月には本格的に稼働を開始していた。
同社は工場でこれまでに3万7,000台以上のモデルY車両を生産し、これを37カ国に納車している。また、同工場で5万台以上のドライブユニットを生産し納品している。同社は5周年記念の動画の中で、この工場で12,000人以上を雇用していると紹介している。
ベルリン工場はヨーロッパで唯一のもので、現在の年間車両生産能力は37万5,000台以上のモデルYを誇っている。
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なぜ重要なのか 先月、Teslaはベルリンのギガ工場付近の地元政府大臣から、工場の3段階の増設計画の最初の段階に進むことを承認されたと報じられた。
現地住民は、工場での年間車両製造能力を100万台に増やすという同社の計画に反対しており、環境問題を挙げて抗議活動を行っている。
ヨーロッパでのTeslaの売上は低迷している。
欧州自動車メーカー協会(ACEA)のデータによると、Teslaは2022年1月から9月末までの間に、EU、EFTA、英国で合わせて249,337台の新車登録を記録し、昨年の同時期と比較して約9%減少した。
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写真提供:Tesla