自動車メーカーTesla Inc.(テスラ)(NASDAQ:TSLA)のCEOであるイーロン・マスク氏は、同社の自動運転車のフリートに自分たちの車を追加できると語り、Uber Technologies Inc.(NYSE:UBER)との潜在的な提携にはノーを突き付けました。
出来事「当社は数百万台の自律走行可能な車を持っています。そして私たちが持っているのは、Teslaが所有するフリートと、Teslaのオーナーが自分の車をフリートに追加または削除できるようにする仕組みの組み合わせであるべきだと言わなければなりません。」とマスク氏はCNBCのデイビッド・フェーバー氏とのインタビューの中で語っています。
マスク氏は、テスラのオーナーが自分の車を自律フリートに追加して収益を上げる手段として、同社がUberとAirbnb Inc.(エアビーアンドビー)(NASDAQ:ABNB)のようになる可能性があると考えています。
「テスラは、一晩で広範な自動運転フリートを提供するために必要なすべての要素を持っています」とマスク氏は同インタビューで語り、同社の「FSD」(完全自動運転)技術の機能について再度強調しました。
その他のポイント このインタビューとマスク氏のコメントは、自動運転技術(FSD)と自動運転に重点を置いた、この億万長者の会社の未来についてのビジョンを明確にしたものでした。
マスク氏は、来月のAustinにおける「Robotaxi」の打ち上げは計画通りに進行しており、次の数ヶ月以内に1000台以上の車両に拡大することができ、また来年末までには数十万台を出すことができると語りました。「最悪でも100万台でしょう」とマスク氏は語っています。
一方、UberのCEOであるダラ・クシュローシャヒ氏は、テスラの自動運転技術についての懸念を一蹴しています。 「世界中でロボットが走り回る世界では、ライドシェアがついに個人所有の車に勝るような議論をすることができます」と彼は語り、また一つの大きな勝者がいないことを示唆しています。
テスラの株価は、同社のCEOが次の5年間も引き続きCEOを務めるとの意向を再確認したことで3.54%以上上昇しました。。 中国からの新しい保険登録データは、EV(電気自動車)大手が2025年5月12日から18日の週に、3000台以上の登録台数から急激に増加して11,130台となっており、同社の収益の上昇を示すものとなっています。
株価の動き終値でTSLAの株価は前週比0.51%上昇し、343.82ドルで取引を終えています(Benzinga Proのデータによる)。
こちらのリンクからBenzingaの「Future Of Mobility」コーナーのその他の情報をご覧ください。
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