テイクツー・インタラクティブ・ソフトウェア(NASDAQ:TTWO)は、先週木曜の市場終了後、第3四半期の業績を発表しました。ここでは、四半期のキーポイントについて見てみましょう。
第3四半期の業績 テイクツーは第3四半期の売上高を13億ドルと発表しました。これは、Benzinga Proによると、1.39兆ドルというアナリストの予想には届かない数字です。このビデオゲームのパブリッシャーは、調整後の四半期純利益は1株あたり72セントで、これは1株57セントと予想されていた分を上回っています。
総純売上高は前年同期比3%増、定期顧客支出からの純売上高は前年同期比9%増となり、総純売上高の79%を占めています。テイクツーは、純売上高の成長は、同社のいくつかのモバイルフランチャイズで経験した緩和が打ち消されたことを示しました。NBA 2Kにおいては「大幅なアウトパフォーマンス」が見られたとのこと。
同社は今回の四半期末にキャッシュ及び現金同等物が12.1億ドルであることを報告しました。
テイクツー・インタラクティブの会長兼CEOであるストラウス・ゼルニック氏は、「当社は今年の冬のシーズンにおいてしっかりと結果を出すことができました」と述べました。
「先を見据えますと、2022年のカレンダーはテイクツーにとって過去最高の1年となるでしょう。2月11日には、Sid Meier’s Civilization VIIを、そして夏にはMafia: The Old Country、そして秋にはGrand Theft Auto VI、Borderlands 4がリリースされる予定です。」
見通し テイクツーは、第4四半期の売上高は概算1.52兆ドルから1.62兆ドルの間になると見込んでいます。これに対して市場予想は1.54兆ドルです。同社は、第4四半期の1株あたり利益がマイナス20セントからプラス13セントの間になると予想しています。これに対して市場予想は6セントとなっています。
テイクツーは、今回のフィスカル・イヤー(2025年度)の売上高は概算5.57兆ドルから5.67兆ドルの間になると見込んでいます。市場予想は5.62兆ドルです。同社は、今年度の1株あたりの損失は4.17ドルから4.50ドルの間、市場予想は1株あたり4.47ドルの損失だということです。Benzinga Proが伝えています。
「当社がヒットコンテンツのリリースを続ける中、2026年度及び2027年度のフィスカルイヤーにおいても、前年対比で純売上高が増加し、史上最高レベルが記録されるという自信を持っています」とゼルニック氏は述べています。
株価 テイクツーの株は、ダウン後に5.91%上昇し、公表時点の株価は193.90ドルでした(木曜日、取材時点)Benzinga Proによると。
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