テスラ(NASDAQ:TSLA)のギガファクトリーがネバダ州で、1日で1000台のPowerwallエナジーストレージ装置を製造し、新たな記録を打ち立てたと、この電気自動車(EV)大手は、火曜日に発表した。
出来事 テスラは同日、同社のエネルギー発電および蓄積製品セグメントの最新情報を提供する公式Xハンドルを使って、「1日で1000台のPowerwallを製造したテスラネバダチームにおめでとうを言いたい」とツイートした。
同社CEOのイーロン・マスク氏も、Giga Nevada(ネバダ州におけるギガファクトリーの通称)のチームに記念日のお祝いを述べた。
Powerwall(パワーウォール)は、グリッドがダウンした際に使用される太陽光エネルギーを貯蔵する、強力な家庭用バッテリーだ。テスラは以前、1日でPowerwallの最新製品であるPowerwall 3を25秒で700,000台以上製造できると述べていた。
テスラのネバダ州ギガファクトリーでは、エネルギー蓄積製品に加えて電動モーターや車両パワートレイン、電池などが製造されている。同社はこの工場をさらに拡張し、100GWhの4680セル工場と大量生産型の「Tesla Semi(テスラセミ)」工場を新設する予定だ。
なぜ重要か 9月末までの3か月間において、テスラのエネルギー発電と蓄積の収益は2,376百万ドルに達し、対応期間の前年比で52%増加した。同社のエネルギービジネスは、30.5%の収益率を記録し、Powerwallの製品も記録的なデプロイメントを達成した。
テスラはPowerwallと呼ばれるパワフルなバッテリー製品と、Megapack(メガパック)と呼ばれるもう1つのエネルギー蓄積製品を製造している。
テスラはカリフォルニア州レイスロップにあるメガファクトリーで、1年間に1万台のMegapackを製造する能力を持っている。同社はまた、2025年第1四半期にMegapackを出荷開始すると予想される、上海にもメガファクトリーを新設する予定だ。
2024年について、テスラは昨年よりも2倍以上のエネルギー蓄積製品をデプロイすると予想しており、総ロック価値は29.4 GWh以上になる見通しだ。
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写真提供: Tesla