Nebius Group N.V.(NASDAQ:NBIS)は木曜日、クラスA普通株式の10億ドルの売り出し価格を1株あたり92.50ドルに設定した。9月15日にクロージングとなる見込みである。引受業者は3,000万ドルの株式を追加で購入できるオプションを有している。
アムステルダムに本社を置く同社はまた、2030年と2032年に満期を迎える2種類の転換社債の価格も設定した。今回の売り出しは合計で約37億ドルの収益を上げると予想されている。
同社は資金をデータセンターの容量拡大、信頼できる電力アクセスを備えた土地の確保、計算機ハードウェアの取得に使用する予定である。残りの収益は一般的な企業目的に充てられる。
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債権の調達には、2030年満期の1.00%ノート債と2032年満期の2.75%ノート債がそれぞれ13億7,500万ドルずつ含まれている。購入者はこれらのノート債を追加で4億1,250万ドル購入できるオプションを有しており、証券に対する強い需要が浮き彫りになっている。
この動きは、同社が5年間でGPUインフラ容量を新しいニュージャージー州ヴァインランドのデータセンターから供給するための、Microsoft Corp.(NASDAQ:MSFT)との174億ドルの契約を発表した後、Nebius株の急騰を受けたものだった。
段階的な展開は2026年まで続き、その価値を194億ドルにまで引き上げるオプションもあり、Nebiusに拡大のための新たなキャッシュフローをもたらし、大規模なAIインフラにおける同社の役割を確立している。
Nebiusは、この合意により関連する資本支出の資金調達に役立つキャッシュフローが生み出されると述べ、大規模なAIプロジェクトの重要なインフラパートナーとしての地位を確立し、長期的な拡大に対する投資家の信頼を強化した。
価格の動き:木曜日の最終確認時点で、NBIS株はプレマーケットで2.01%高の95.27ドルで取引されていた。
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