AIクラウドコンピューティングスタートアップのCoreWeave(NASDAQ:CRWV)が、ペンシルバニア州ランカスターにAIデータセンターの建設に最大60億ドルを投資する計画を発表した後、株価が急騰したた。 このセンターは、先進的なAIアプリケーションをサポートし、また米国のグローバル競争力を強化するために設計されている。
施設は当初、100メガワットで設計され、300メガワットまで拡張可能になっており、これは地域の最初の大規模なAIセンターの1つであり、33のデータセンターから成るCoreWeaveの米国のネットワークの一部でもある。
同社は、このプロジェクトを、連邦大統領ドナルド・トランプ氏と共に、エネルギーイノベーションサミットで発表する予定だ。
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このイベントでは、州知事ジョシュ・シャピロ氏や上院議員ジョン・フェターマン氏などのリーダーが、AIを含む新興技術が米国のイノベーション、経済成長、安全保障を推進できるのかについて討論する予定だ。
CoreWeaveのCEOであるMichael Intrator氏は、AIコンピュートへの需要の増加を強調し、このプロジェクトは高インパクトの仕事を生み出しながら革新を加速する助けになるだろうと語った。 このデータセンターは600の技術職を生み出し、それぞれの職種が地元の雇用をさらに生むことが期待されている。
CoreWeaveは、ビジネスとAI開発者に対してモデルトレーニングや複雑なコンピューティングといったタスクに対する高性能のGPUインフラのリースによって収益を上げている。同社は、顧客がAI最適化されたクラウドプラットフォームへの拡張アクセスを支払う複数年にわたる前払い契約を通じて収入を確保している。
CoreWeaveの株は先月、3月のIPO以来225%上昇している。ただし、この過去30日間で23%以上低下している。
5月以降、少なくとも6つのウォールストリートの証券会社(DA Davidson、バークレイズ、米国銀行証券を含む)が、同社の株の格付けを引き下げている。 7月には、Mizuho、Stifel、Needhamを含む少なくとも3つの企業が、Core Scientific(NASDAQ:CORZ)の90億全株式取得に関連する増加する資本支出を理由に、当社の格付けを引き下げている。
株価の動き:最終確認時点で、火曜日のプレマーケット取引で、CoreWeaveの株は8.56%上昇し、143.70ドルで取引を終えた。
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