ロス・ガーバー氏、Tesla(NASDAQ:TSLA)にサイバートラックにFSDを組み込むよう要望
出来事:月曜日、ガーバー氏は近日発表される予定のサイバートラックに対して、FSD(Full Self-Driving)の搭載を希望すると述べ、SNSにその趣旨を投稿した。この投稿が、Teslaの2四半期納品数発表を控えたタイミングで行われた。
「サイバートラックにFSDを。10万ドルのトラック。そのソフトウェアがあるといいな…」とガーバー氏は書いている。
ガーバー氏によると、TeslaのサイバートラックにFSDの搭載が必要である理由
なぜ重要なのか:ガーバー氏の要望が表明されたタイミングは、Teslaにとって重要な時期と重なっている。投資家たちは、セカンドクォーターの同社「四半期納品数」を熱望しており、アナリストのコンセンサス予想は44万1,000台が発表される。このアップデートは、火曜日の取引開始前に発表される予定だ。
しかし一部の専門家は、Teslaの納品数が この予想に届かないと予想している。また、自動車メーカーは車両の生産台数・納品台数を月次または四半期ごとに報告する企業が多いですが、Tesla(テスラ)の数字は他社よりもより緊密にフォローされているという指摘もある。
ガーバー氏は、Teslaの成長戦略に関する懸念を公言してきた。4月には、Teslaに対して厳しい決算報告を予想し、現在の戦略ではもっと多くの車を売ることはできないと疑問視していたからだ。
さらに、ガーバー氏はTeslaのFSD技術を熱烈に擁護しており、これを「ライフセービング(命を救う)」と称している。彼は過去に、この技術が命を救い、障害を防ぐ可能性について公開討論を行ったことがある。
株価動向:月曜日、Tesla株は前日比6.05%高の209.86ドルで取引を終了した。アフターセッションでは0.033%上昇した。また、Tesla株は今年になってから15.52%下落している。