日産自動車株式会社(OTC:NSANY)は、2026年モデルの価格が約29,990ドルの同社の入門モデルであるリーフEVのリコールを発表した。
バッテリー発火のリスク
同社は、2021年および2022年モデルの合計19,077台に対してリコールを発表した。リコールの理由はレベル3の急速充電ポートを装備したユニットに発火の可能性があるためであることを、同社は木曜日にNHTSA(米国運輸省道路交通安全局)に伝えた。
「リチウムイオンバッテリーは、レベル3充電時に過熱する可能性がある。過熱した急速充電バッテリーは発火のリスクが高まる」とNHTSAは述べている。同庁は、所有者にレベル3充電を避けるよう助言しており、影響を受けたユニットは販売店で無償でバッテリーソフトウェアがアップデートされる予定である。

日産の自動運転化への動き、フォードの工場との共有
日産は最近、Nvidia Corp(NASDAQ:NVDA)の支援を受けた自動運転技術の会社Wayveが開発した次世代の運転支援システムを試験していた。日産はこの技術は2027年までに日本に導入される可能性があると述べている。
一方、今年の初めの報告では、日産がフォード・モーター(NYSE:F)のケンタッキー州の電気自動車用バッテリー製造工場の敷地の半分を共有することも示唆された。この製造工場はフォードと韓国のバッテリーメーカーであるSK Onの合弁事業である。
フォードのリコール問題
一方、フォードもまた今年いくつかのリコールに直面しており、自動車メーカーの品質管理の在り方に疑問を投げかけている。最近、同社はステアリングコラムに問題があるとして、115,000台以上のF-250、350、450ピックアップトラックをリコールした。
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写真提供:JRomero04 / Shutterstock