米国時間の木曜日、AbbVie Inc.(NYSE:ABBV)は2025年第2四半期の純売上高が154.2億ドルを報告し、コンセンサスの約149.8億ドルを上回った。
売上は報告ベースで6.6%、運用ベースで6.5%増加している。会社は調整後純利益が1株当たり2.97ドルを記録、前年同期比12.1%増となりましたが、コンセンサスの約3.23ドルを下回る結果 となった。
AbbVieは2025年の調整後純利益の見通しを、株1株あたり11.67~11.87ドルから11.88~12.08ドルに引き上げた。一方、アナリストの見通しは12.24ドルであった。
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木曜日、ガギェンハイム・パートナーズは投資家向けのリサーチノートで、AbbVieの 新薬の売り上げが予想を上回ることにより、2025年下半期およびそれに続く数年間の会社の展望に自信を持っている とコメントした。
ガギェンハイムは、新たな2025年の売上高/1株当たり純利益(EPS)予想はそれぞれ、それぞれ604.9億ドル/12.04ドルとしている。これはそれぞれ、6002億ドル/11.92ドルから上方修正したものである。
アナリストのVamil Divan氏は、SkyriziとRinvoqの売り上げが、管理陣が前もって示した長期的なターゲットを上回っていると説明している。ガギェンハイムは、同社が2025年2月に決算を発表する際には、そのターゲットがさらに引き上げられる可能性があると予想している。また、同アナリストは値上がりを再確認するとともに、投資家の皆さんにABBVを購入するよう推奨している。これにより、投資家の皆さんの株価予想は216ドルから227ドルに引き上げられた。
「インフレ削減法のPart Dデザイン条項が年の後半において意外な形で薬価に影響を与える可能性があることを認識してはいるが…しかし、我々は2025年上半期と比較して、年の後半におけるABBVのポートフォリオに対する価格上昇圧力が著しく増加するとは一般的に予想していない…」とアナリストは説明している。
このようなポジティブなセンチメントを反映して、Morgan StanleyはAbbVieの株を引き続き「オーバーウェイト」の格付けとし、株価予想を250ドルから255ドルに引き上げた。
株価銘柄動向本日の最終取引時点で、ABBV株は前週金曜日の終値比3.24%高の195.14ドルで取引を終了している。
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