月曜日、バイオ製薬企業のCytoMed Therapeutics(NASDAQ:GDTC)の株式が、最後の時点で3.23ドルにて6.35%安の状態で推移している。
シンガポールに拠点を置くこの臨床開発段階のバイオ製薬企業は、インドのSunAct Cancer Institute Privateとの間で5年間の事業・研究提携契約(BRCA)を締結した。
BRCAの内容は、CytoMedの特許を取得した異系性ガンマデルタT細胞を使用した、様々ながん(固形腫瘍を含む)の安全性、耐性、有効性、効果について探求するというものだ。人間での臨床研究試験は、インドで開始された第2相の研究試験が含まれる。
この臨床研究の共同スポンサーはCytoMedとSunActの2社だ。
「この研究を開始し、第1相と第2相の臨床研究を兼ねた加速化臨床試験を実施することは、固形がんの治療における異系性ガンマデルタT細胞の治療的応用と介入の安全性、有効性に対する試験にとどまらず、初期安全性、予備的有効性、最適投与量に関する情報とデータを迅速に収集する点に重点を置いている。私たちは、この療法が効果を発揮するがんの種類、副作用の有無、およびその管理方法を特定することを期待している」とDr. Vijay Patil氏は語った。
この研究に協力したCytoMed Therapeuticsの社長であるPeter Choo氏は、SunActとの提携について「的確なタイミングだ」と述べた。
BRCAによると、CytoMedは臨床試験の計画と実施にあたり科学的・技術的な支援を提供する。
CytoMedは、被験製品である異系性ガンマデルタT細胞を製造する責任も担う。
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<出所:シャッターストック>