CNNマネーのFear and Greed指数は、全体的な恐怖レベルは上昇したものの、木曜日には引き続き「極度の恐怖」ゾーンにとどまっていることを示した。
米国株は、投資家が90日間の関税一時停止に理解を示し、見通しに対する未解決の経済リスクを検討している中で、木曜日に下落した。
木曜日、アップル(NASDAQ:AAPL)の株価は4%以上下落し、Nvidia Corp.(NASDAQ:NVDA)は約6%減少した。セッション中、テスラ(NASDAQ:TSLA)の株価も7%以上下落した。
経済データを見ると、消費者物価指数は、2021年2月の前年比2.8%から2021年3月の2.4%に低下し、2.6%という予想を下回し、2024年9月以来の最低値となった。月次ベースでは、インフレは0.1%のマイナスとなり、2020年5月以来の初めての減少を記録している。
S&P 500の大半のセクターが株価を下げ、エネルギー、情報技術、通信サービスの株式が木曜日に最も大きな損失を記録した一方で、消費者ステープルズの株は総じて上昇して今回のセッションを終えた。
ダウ平均は木曜日、約1,015ポイント安の39,593.66で終了した。S&P 500は3.46%安の5,268.05でクローズし、ナスダック総合は4.31%減の16,387.31で今回のセッションを終えた。
投資家は、木曜日にはモルガン・スタンレー(NYSE:MS)、ウェルズ・ファーゴ(NYSE:WFC)、そしてJPMorgan Chase&Co。(NYSE:JPM)の決算発表を待っている。
CNN ビジネス Fear & Greed インデックスとは?
木曜日の最新リーディングは8.4で、先行リーディングの12.3に対して、このデータで指数は引き続き「極度の恐怖」ゾーンに留まっている。
Fear & Greedインデックスは、現在の市場のセンチメントを測定する指標です。この指標は、恐怖が株価に圧力をかける一方で、欲張りが逆の効果を持つという前提に基づいています。この指数は、7つの均等に重み付けされた指標に基づいて計算されます。この指数のレンジは0から100で、0は最大の恐怖を、100は最大の欲望を示します。
木曜日の出来事
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