デルタ航空株式会社(NYSE:DAL)は、月曜日の取引終了後に第1四半期の売上高と利益の見通しを引き下げ、航空株全体に衝撃を与えた。
出来事の詳細:デルタ航空は、今度の3月に終了する四半期の総収益が前年比3%から4%の成長率を見込んでいると発表した。これは、これまでの7%から9%の成長率から下方修正されたものだ。なお、同社は1株あたりの利益見通しも、今回は30セントから50セントに下方修正し、これまでの70セントから1ドルの見込みを削減した。
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デルタ航空は、消費者の自信の最近の低下が見通しに影響を与え、それが国内需要の弱さを招いたと説明している。
デルタ航空のCEOであるエド・バスチアン氏は、CNBCに対し、企業と消費者の支出が減少し始め、最近の航空安全事故が予約にも影響を与えたと述べた。
航空株セクター:デルタ航空をはじめとする他の航空株も、この発表を受けて大幅に下落している。これには、アメリカン航空グループ株式会社(NASDAQ:AAL)やユナイテッド航空ホールディングス株式会社(NASDAQ:UAL)の株式も含まれている。
投資家は、米国グローバルジェッツETF(NYSE:JETS)を通じて航空業界を監視することができる。このETFは、航空会社オペレーター、航空機製造業者、空港およびターミナルサービス会社を含む世界の航空業界に多角的に露出を提供している。
DAL株の取り引き: Benzinga Proによると、デルタ航空の株は月曜日の通常取引で5.51%下落し、13.09%下落して43.74ドルになった。
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写真:シャッターストック