ドナルド・トランプ米国大統領が、現在移民訴訟に巻き込まれている英国王室のプリンス、ハリー王子の国外追放を否定した。
出来事: 保守的な政治シンクタンクであるヘリテージ財団がハリー王子による以前の違法薬物使用を隠蔽したと訴えて提訴している。
これらの主張にもかかわらず、トランプ氏は「僕にはやりたくないんだ。彼を一人にしておくよ。彼には十分な問題があるからな。あいつは嫁にだって問題を抱えているだろう。彼女はホントにひどいからな。」と述べた。
ニューヨーク・ポストによると、トランプ氏は、昨年12月にパリでプライベートでハリー王子の兄であるウィリアム王子と会った際にも、このような発言をしていた。
ハリー王子とその妻であるメーガン・マークル妃はかつて、トランプ氏の政策に不満を持って発言している。
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ハリー王子が自身の自伝『Spare』で、彼がコカイン、大麻、幻覚剤を使用したことを認めたため、ヘリテージ財団は、ハリー王子の米国ビザ記録の開示を求めて、自身が提訴したドナルド・トランプ政権下の国土安全保障省に対して訴訟を起こしたという。
ヘリテージ財団は、ハリー王子とメーガン妃が王室を離れたときに、バイデン政権が特別な取り扱いをしたと主張している。
なぜ重要か: この訴訟とトランプ氏の反応は、アメリカにおける移民に関わる論争が浮き彫りになっている。
ハリー王子に対する告発は、アメリカのビザ取得プロセスの公正性と透明性についての問題を提起している。 この訴訟は、トランプ政権とバイデン政権、トランプ氏とスサックス家との関係の緊張関係をも強調している。
このような出来事が、アメリカにおける移民政策や、アメリカにおいて著名な人物が受ける取り扱いについて、さらなる議論を呼ぶ可能性がある。
次の一歩
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写真:シャッターストック