HIVE Digital Technologies Ltd (NASDAQ:HIVE) の株は、この日上昇して取引を行っている。同社は本日、本社をカナダのバンクーバーからテキサス州サンアントニオへの戦略的な移転を発表した。
同社は、オフィススペースに賃貸契約を結んだ。HIVEのサンアントニオへの移転は、株主価値、流動性、およびグローバル投資家の関心を高めるための重要な成長の道標となるだろう。この移転により、ブロックチェーンおよびAIデータセンターのイノベーションが推進されることになる。
引き続きCFO兼CEOはカナダにとどまり、HIVEは米国規制に準拠するため、サンアントニオで内部監査官の募集を行う予定だ。
HIVEのCFOダルシー・ドーバラス氏は、「当社の本社を米国に移転し、米国会計基準（US GAAP）による報告書への変更は、運用効率、持続可能性の維持、および市場でのプレゼンス拡大という私たちの戦略的目標と大きく一致しています。 これらの動きは財務上の透明性を高め、当社に長期的なグローバル市場での成功をもたらします」とコメントした。
さらに、HIVE Digital Technologiesは2025年3月31日終了決算の監査済み財務諸表から米国の会計基準に変更する予定だ。
この変更は、米国および国際的な同業他社との比較を向上させ、財務報告を米国の投資家および資本市場の期待に合わせることを目的としている。
HIVEのエグゼクティブチェアマンであるフランク・ホームズ氏は、「米国資本市場の深さと広がりは比類なきものであり、それが私たちの成長戦略の要です。 40兆ドルの時価総額と1日の取引高500億ドルという特徴を持つ米国市場は、HIVEが拡大するために必要な流動性、可視性、および評価の機会を提供してくれます」と語った。
さらに「米国のグローバルブロックチェーンエコシステムの中心地にHIVEを位置づけることで、株主価値が最大化され、持続可能なイノベーションの可視性が強化され、また世界最強かつダイナミックな資本市場と連携が取れるようになる」と述べた。
株価動向: 現時点で、HIVEの株は3.02ドル（約332円）で前場を通じて3.6％上昇している。
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写真：rafapress/Shutterstock.com
