水曜日のプレマーケットで、ウイングストップ社(NASDAQ:WING)の株は、同社の24会計年度第4四半期純利益発表に伴い、下落している。
同社は今年第4四半期、売上が前年同期比27.4%増の1億6182万ドルを記録し、アナリスト予想の1億6454万ドルを下回った。
システム全体の売上が前年同期比27.6%増の12億ドルに拡大し、米国内の同店売上は前年比10.1%増、デジタル売上もシステム全体の売上のうち70.3%に跳ね上がった。米国内レストランにおけるAUV(1店舗当たり平均売上高)は、210万ドルに上昇した。
ロイヤルティやフランチャイズ料などによる収益は前年同期比31.2%増のほか、広告料による収益も30%増となり、同社所有のレストランの売上も14.6%増加した。
総コストと経費は前年比23.3%増の1億1998万ドルに拡大した。四半期の営業利益は4118万ドルで、営業利益率は25.8%となった。
4四半期の調整EBITDA(減価償却前利益)は5620万ドルで、前年同期比44.2%増となった。1株あたりの利益(EPS)は0.92ドルで、アナリスト予想の0.87ドルを上回った。
2024年12月28日時点での現金及びそれに準ずるものは3億3680万ドル、ウイングストップはシステム全体で2563店舗を展開、そのうち米国内には2204店舗がある。
同社の取締役会は、2025年3月7日時点で株主名簿に記載されている株主に対し、2025年3月28日に1株あたり0.27ドルの四半期配当を行うことを承認した。
2024年12月28日時点で、同社の取締役会が以前に承認した自己株式取得プログラムの下で、3億1110万ドルの現金が利用可能である。
「私たちは国内店舗のAUVが210万ドルに達し、純店舗数は349店を新規開店し、店舗数が並み外れた15.8%増加率を記録し、我々のブランドパートナーによる施策に対する信頼と、我々のユニット経済の強みを示した」と、会長兼最高経営責任者(CEO)マイケル・スキップワース氏はコメントしている。
FY25見通し:ウイングストップは、国内店舗の同店売上が低-中一桁の伸びと見ている。同社はグローバルで14%~15%のユニット成長率を見込んでいる。ウイングストップは、減価償却費及び償却費は2900万ドル〜3000万ドルを予測している。
株価動向 水曜日の最終確認時点で、WING株は前場取引で1株274ドルで10.5%下落している。
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